11歳以上の小児の方:
百日咳の予防効果は10年程度で減弱するため、第1期(生後2か月〜1歳の間)に、3種混合ワクチン(DPT)、4種混合ワクチン(DPT-IPV)、5種混合ワクチン(DPT-IPV-Hib)をされた方は、第2期(11歳~12歳ごろ)に百日咳ワクチンの追加投与が可能です。百日咳ワクチンの追加投与は、3種混合ワクチン(DPT)商品名:トリビック®を使用します。
20歳以上の成人の方:
20歳以上の方も百日咳の予防効果が減弱しているため、 百日咳ワクチンの追加投与が可能です。同様に、3種混合ワクチン(DPT)商品名:トリビック®を使用します。
1歳までに百日咳ワクチンを接種していれば、抗体獲得率(免疫を持つことに成功する確率)は100%とされています。 ただし、最後に接種してから百日咳に対する予防効果は4年から10年程度で減弱するため、百日咳に対する免疫を維持するためには就学前(5~6歳)や11~12歳以上で三種混合ワクチンの追加接種が望まれます。また、成人(20歳以上)も百日咳の抗体は減弱しているため、百日咳が蔓延している現在は追加接種が望まれます。
当院では、11~12歳以上の小児の方、20歳以上の方に百日咳ワクチンが含まれた3種混合(DPT)ワクチンが可能です。
ご不明な点があれば、電話でお問い合わせください。
【予防接種の項目】
小児
ワクチン種別:3種混合(DPT)
対象年齢:11歳以上の小児
対象:ジフテリア、百日咳、破傷風
成人
ワクチン種別:3種混合(DPT)
対象年齢:20歳以上の成人
対象:ジフテリア、百日咳、破傷風